乳児期の長距離移動 飛行機を利用する場合

乳幼児を連れて飛行機に乗るときは、離着陸時の気圧変化による耳の痛みへの対策と、機内で過ごしやすくするための準備が大切です。ここでは、搭乗前から機内までのポイントを紹介します。
1. フライト中のケア
耳抜き対策 離陸時や、特に着陸態勢に入ってからの15〜30分は、耳に痛みを感じやすい時間帯です。次のような方法で、飲み込む動作を促しましょう。
・母乳、ミルク、お茶、パックジュースなどを少しずつ飲ませる ・おしゃぶりをくわえさせる
・眠っている場合も、着陸前に目を覚ましたら飲み物を準備する ストローマグは、機内の気圧変化で蓋を開けたときに中身が噴き出すことがあります。使用前に蓋を少し緩めて空気を抜くと、逆流を防ぎやすくなります。 風邪や鼻づまりがあると耳管が開きにくく、耳の痛みが強くなることがあります。鼻水や咳などの症状がある場合は、搭乗前に小児科へ相談しておくと安心です。
2. 予約・空港での準備
・座席は、オムツ交換やぐずったときに移動しやすい後方の通路側が便利です。航空会社によっては、前方の壁に取り付けるバシネットを利用できる場合があります。体重制限や対象年齢、利用できる座席数があるため、早めに航空会社へ確認して予約しましょう。
・ ベビーカーは、チェックイン時に預け、空港内では航空会社の貸し出し用ベビーカーを利用できる場合があります。利用方法や、搭乗口まで使えるかどうかは航空会社に確認してください。
・搭乗前にオムツを替え、空港のキッズスペースなどで適度に体を動かしておくと、機内で落ち着いて過ごしやすくなります。 優先搭乗は、荷物の整理や座席周りの準備を早めに済ませたい場合に便利です。一方、じっと座っているのが難しい年齢なら、同行者がいる場合は最後の搭乗を選ぶ方法もあります。
3. 機内での安全・快適な過ごし方
・粉ミルク用のお湯、液体ミルク、離乳食、ベビーフードなどは、乳幼児同伴の場合に持ち込みできることがあります。ただし、航空会社や空港によって扱いが異なるため、事前に確認し、保安検査場では係員に提示してください。
・機内で客室乗務員にお湯をお願いできる場合もあります。 座席テーブルやひじ掛け、化粧室の扉などで、赤ちゃんの指を挟まないよう注意しましょう。
火傷を防ぐため、抱っこ中の温かい飲み物は、置き場所や受け取り方に十分配慮してください。
・おもちゃや動画は一度にすべて出さず、音の出ないシールブック、新しい絵本、お気に入りの動画などを少しずつ出すと、飽きにくくなります。動画は事前にオフラインで再生できるよう準備しておくと安心です。
4. 事前確認で安心して搭乗を
バシネット、ベビーカー、優先搭乗、液体物の持ち込みなどの対応は、航空会社や便によって異なります。予約時と搭乗前に最新情報を確認し、無理のない計画を立てておきましょう。




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