離乳食後期 カミカミ期

離乳食後期(9~11カ月)に入ると、食べる回数が1日3回になり、栄養の大部分を離乳食から摂る「離乳食の完了期に向けた大切なステップ」になります。
進め方と注意点
1. 進め方の基本と食事のスケジュール
食事の回数: 1日3回(規則正しい生活リズムを意識し、大人の食事の時間に合わせましょう)
硬さの目安: 「歯ぐきでつぶせる硬さ」(バナナくらいが目安です)
手で簡単に潰せる、または薄切りにした根菜などが指でつぶせるくらい。
手づかみ食べの奨励:スティック状
スプーンに興味を持ったり、自分で食べたいという意欲が出てくる時期です。
スティック状に切った温野菜や、おやきなどを自分で掴んで食べる体験をたくさんさせてあげましょう。上手に食べられなくても、食べる楽しさを育む大切なプロセスです。
2. 食材と栄養バランス
食材の種類: 脂肪の少ない鶏ささみ、白身魚、赤身肉、豆腐、乳製品(ヨーグルトやチーズ)、さまざまな野菜や海藻類など、バラエティ豊かな食材が使えるようになります。
味付け: 基本は薄味です。素材の味を活かし、しょうゆや味噌、塩などはごく少量を風味づけ程度に使います。
鉄分の不足に注意:この時期の赤ちゃんは母乳やミルクから移行する中で鉄分が不足しがちになります。赤身の魚や肉、青菜、大豆製品などを積極的に取り入れましょう。
牛乳について:料理に少量の牛乳や乳製品を使うのはOKですが、「飲むための水分」としてそのままの牛乳を与えるのは、1歳を過ぎてからが一般的です。
3. 注意しておきたいポイント
母乳・ミルクは欲しがるだけ与えてOK:
離乳食の後に「ミルクや母乳を飲まなくなったから減らす」のではなく、食後の様子を見て欲しがるだけ与えて構いません。ただし、3回の離乳食がしっかり食べられるようになってくると、自然と飲む量は減っていきます。
アレルギーへの注意は引き続き:
新しい食材を試すときは、万が一のときに医療機関を受診できるよう、「平日の午前中(かかりつけ医が開いている時間)」に、まずは少量から試しましょう。
無理強いをしない:
食べる量には個人差がとても大きいです。「この時期はこれくらい食べないといけない」と焦らず、赤ちゃんの機嫌や発育曲線(成長曲線)が順調であれば問題ありません。
少し気をつけることは、食べている最中は、喉に詰まらせないように必ず大人がそばで見守るようにしてください。また、水分補給は白湯や麦茶などをこまめに与えましょう。




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