授乳は赤ちゃんと二人三脚で
- 親子健康手帳普及協会
- 10 分前
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赤ちゃんにとって、「乳首に吸いつく」「飲む」「消化する」このすべてが初めてです。胃袋が小さいため、少しずつしか飲めず、頻繁に母乳を欲しがります。お母さんの体も、赤ちゃんから吸われた刺激によって母乳の分泌が増加します。そのため産後は、あせらず、赤ちゃんが欲しがるままに授乳しましょう。お母さんの乳首と赤ちゃんの吸う力がなかなか合わない場合もありますが、あせらず赤ちゃんとのスキンシップを楽しみましょう。授乳は赤ちゃんだけでなくお母さんの心身の健康にとってもメリットがあります。
赤ちゃんにとってのメリット
最適な栄養バランス
・赤ちゃんの成長に最も適した栄養素(乳糖、脂肪、たんぱく質、各種ビタミン・ミネラルなど)がすべて消化吸収しやすい形で含まれています。
・病気から守る免疫力
お母さんの抗体や白血球、有益な細菌が含まれているため、胃腸炎、風邪、インフルエンザなどの感染症や中耳炎にかかりにくくなります。特に産後数日間の「初乳」には多くの免疫物質が詰まっています。
・将来の病気のリスクの低下
乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが下がるほか、大人になってからの肥満や糖尿病(1型・2型)、一部のがん(白血病など)の発症リスクを低下させる効果が示されています。
・あごや脳の発達を促す
おっぱいを力強く吸うことで、あごや顔周りの筋肉が鍛えられ、歯並びや発語によい影響を与えます。
・スキンシップによる安心感
ママと肌を触れ合わせることでホルモン(オキシトシン)が分泌され、赤ちゃんのストレスが和らぎ安定させます。
お母さんにとってのメリット
・産後の体の回復を早める
授乳中の乳頭刺激によって「オキシトシン」が分泌され、子宮の収縮を促して産後の出血を抑え、体型や体力の回復を助けます。
・自然なダイエット効果
将来的に乳がん、子宮体がん、卵巣がん、2型糖尿病、心血管疾患にかかるリスクが減少することが確認されています。
・手軽で経済的
調乳、お湯の準備、哺乳瓶の消毒などの手間や時間がかかりません。粉ミルク代や道具代が不要なため、非常に経済的です。
母乳育児は、多くのメリットがある一方、お母さんの負担やデメリットもあります。
・授乳をほかの人に代わってもらえない
基本的にお母さんしか授乳ができないため、お母さんの外出や休息が難しくなり、育児負担が一人に集中しがちです。
・食事や薬、嗜好品の制限
アルコール類は原則禁止、カフェインは控えめに、薬をのむ際も医師に確認が必要です。
・外出先の確保が必要
外出する際は、事前に授乳室がある場所を調べておく必要があります。服装も授乳しやすいものに制限されます。




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